シゴト

シゴト

山形庄内から次世代と夢を見る、
おいしい農業をコンセプトに
庄内から持続可能な農業を

ヤマガタデザイン アグリ株式会社

ヤマガタデザイン アグリ株式会社 / AGRI企画室 部門長 / ヤマガタデザイン アグリ株式会社

後藤 亮太 / 田中 草太 / 佐藤 恭輔

ゴトウ リョウタ / タナカ ソウタ / サトウ キョウスケ
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ヤマガタデザイン アグリ株式会社

地域の課題を見つめ、地域が持続・自走する仕組みを創りだす事業を行っているヤマガタデザインが農業を行う。庄内地域の豊かな自然のもと、稲作を中心に行われている農業にはどんな課題があり、どんな未来を目指しているのか。今回はヤマガタデザイン株式会社のAGRI企画室から田中草太、農作物の生産を行うヤマガタデザイン アグリ株式会社から後藤亮太、佐藤恭輔のふたりに来ていただき話を聞いた。

ヤマガタデザイン アグリ株式会社 事業概要

2018年4月からヤマガタデザイン株式会社のなかでスタートした農業事業。2019年1月からは「ヤマガタデザイン アグリ株式会社」を設立した。それにより、ハード開発、人材育成はヤマガタデザインが担当、生産部門をヤマガタデザイン アグリが行う体制となった。
コンセプトは「山形庄内から次世代と夢を見る、おいしい農業」。豊かな自然に恵まれた庄内における新しい農業の仕組みづくりや、年間を通じた農作物の安定供給を目的にしている。2018年4月に鶴岡市内に農業用ハウス12棟を整備し、農業経験のない若者4人のメンバーが栽培をスタート。収穫した野菜はスーパーマーケットや飲食店のほか、宿泊滞在複合施設「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」でも提供している。栽培にあたっては、庄内の畜産業者と連携し腐植化した堆肥を作るなど、地域と手を取り合い循環型の農業を行っている。栽培・収穫・販売という従来の農業のほか、農業従事者の人材育成や農業の仕組みそのものなど、ハード面の開発も行っている。

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-ヤマガタデザインとして2018年から農業事業をスタート。今回はその生産部門をヤマガタデザイン アグリとして新たに別会社として設立したということですよね。

田中:そのとおりです。2017年ごろから検討が始まって、2018年4月に一棟目のハウスを建設して正式に生産をスタートしました。そして2019年1月から、ヤマガタデザインの100%子会社として、生産部門を「ヤマガタデザイン アグリ株式会社」として分社化しました。

後藤:わたしはヤマガタデザインで農業生産がスタートしたときからプロジェクトに参加していて、いまはアグリに移り生産部門を担当しています。

-ヤマガタデザインとしては現在どのように農業事業に関わっているんですか?

田中:ヤマガタデザインAGRI企画室としては、「ハードの開発」「人材育成」のふたつを担当しています。「ハード開発」はハウスの改良、開発や、生産のためのアプリや農業ロボットなどの開発を行っています。「人材育成」では農業学校の設立を進めています。鶴岡市、JA、山形大学、東北芸術工科大学といっしょにプロジェクトを進め、鶴岡市立農業経営者育成学校(SEADS)を2020年4月に開校予定です。2年のコースで、座学から実地の農業研修、就農サポートまでを手がける学校となっています。

後藤:ヤマガタデザインとわたしたちアグリは別会社となってはいますが、常に連携を取り合いながら農業を進めています。

田中:農業ロボットは現在、アイガモロボットというものを作製しています。水稲の除草って本当に大変な作業なんですね。特に有機栽培(化学農薬や化学肥料を使わない栽培)ですと手間と時間が膨大で、有機栽培を拡大する足かせになっている。それを農家の手間なく、かつ安価に行うためのもので、その名のとおり、アイガモ農法のカモの足にヒントを得たロボットです。また、ハウスの改良も行いました。

後藤:連棟ハウスを建てたのですが、従来のハウスは中が耐えられないぐらい暑くなるんですよ。それをできる限り涼しくしたいと考えてハウスメーカーさんなどと協力して、強度を計算しながら開口部を広くするなど改良を加えて涼しい連棟ハウスを建てました。これにはもうひとつ利点があって、風通しをよくすることで作物の葉の表面の病気対策にもなっています。

田中:これまではそういった困難な状況を“そういうものだ”ということで済ませていたんです。暑いけど我慢するしかないといったように。でもそれでは前に進まないじゃないですか。労働環境をよりよくするために、目の前に課題が見つかったらそのままにしないで可能な限りの改良、改善を試みたいと考えています。

-そのほか、具体的に改善した部分はありますか?

後藤:ミニトマトの苗は30度以上になると極端によわったりしちゃうんです。それでこれまではいちいち、今は何度かなという風に確認しに行っていたんです。変な言い方ですが、余計な時間を取られてしまう。暑いかなと思っても30度を超えていない時もありますし。それもこれまでは“そういうものだから”ということでその都度確認に行っていました。それを改善するために、30度を超えたら連絡がくるという簡単なプログラムをアグリの仲間のエンジニアが組んだんです。それでかなり作業が楽になりましたね。

佐藤:そのほかにも業務の効率化は気にかけています。ぼくは2018年9月の大学在籍時からインターンとしてとして農業をスタートしたんですが、農業の経験はゼロでした。だから知らないことばかりというか、すべてが知らないことと言ってもいいぐらいでした。だから、作業を実証というか数値化して、目に見えるようにして管理したいと思い、どの作業にどれぐらい時間がかかっているかというのをスマホで管理できるようにプログラムを組んで管理してみることにしたんです。

後藤:そうすることでどこに無駄な時間が割かれているかなどを数値で見ることもでき、業務の効率化を進めて収量アップにもつながっています。

-ヤマガタデザインは地域の課題を見つめ、解決していくということを事業としていますが、農業事業に関して課題と未来というものがあれば教えてください。

田中:農業経営の実現、環境保全の意識の向上、新規参入障壁の低減の3つに取り組んでいきたい考えています。庄内の農業は豊かですが、実は冬場になると、地元の作物、特に葉物野菜があまり出回らないんです。これがそもそも事業スタートのきっかけのひとつでもあったんですね。その状況をクリアするためには、庄内の冬の環境に合った方法を見つけること、農業経営として成立するカタチを見つけることなどがあります。

後藤:庄内の冬は寒い。だからハウス内も温めなくてはいけない。一般的には化石燃料を燃やして暖をとりますが、やっぱりコストがかかるし、CO2排出にもつながっちゃうんですよね。その課題に対して例えば地域のもみがらを燃やして加温方式をとるということを試みています。コストも安く済みますし、燃え残る燻炭は土壌改良にも使えるという利点もあります。また今後は収穫量もそうですが、収益を出す、ということを目標にしていきたいです。

田中:“農業経営”として成立しないと、農業をしたいという志をもっていても続けることはできませんから。

佐藤:単価を上げる、販路を整えるといったこともそれにつながるので数字の部分も整えていきたい。ぼくは2019年3月に大学を卒業したんですが、大学では、プラットフォームのことを中心に一次産業のイノベーションの勉強をしていました。アグリでは新規事業としてプラットフォーム事業ができるのでやりがいと楽しさの両方を味わっています。実は元内定先の東京のIT企業でも新規事業に関わっていたのですが、地方でもこのような仕事ができるのは嬉しいですね。

田中:新規参入ということでは、農業学校の設立でその部分にも寄与できたらとも思っています。また、わたしたち自身が農業を実践してそのロールモデルとなれたらいいなと。立ち上げから現在まで、たくさんの人に協力してもらっていますが、少しずつではありますが地域への恩返しも、例えば地域雇用のような形も含めて、出来始めているのかなと感じています。

佐藤:さきほども言いましたが、ぼくは作物を育てるという実地での農業経験はゼロでしたから、毎日が新鮮。毎日が小学一年生の気分です(笑)

後藤:農業は外的要因が大きく作用するので、難しいなと。2018年の冬は、目標とする収量をクリアできたんです。それで完全に成功といかないところが農業の難しさですね。最近は発芽率が落ちてきたり課題は山積みです。まだまだわからないところが本当に多い。

田中:去年は始まったばかりで目の前のことで精一杯。起きている問題に気づかなかったというか、そんなところがありました。経験を重ねることで課題が見えてきたところも多くあります。

佐藤:だから柔軟な人というか、日々のそういう課題を面白がれる人といっしょに仕事ができたらうれしいですね。

後藤:日々勉強ですね。本も一気に30冊購入しましたから(笑)

現在、ヤマガタデザインアグリでは農業経験20年の有機農業プロフェッショナルや地元JAのOBも入社。農業法人として生産の基盤を安定させつつ、元機械エンジニアなど他分野とも思える人間も加わり日々の課題に取り組んでいる。これまで長い歴史で培われてきた庄内の農業を引き継ぎながらも、“そういうものだから”ということで停滞してしまっていたものを新しいカタチでクリアしていく。

代表/人事担当からのメッセージ ヤマガタデザイン アグリ株式会社 代表取締役 山中大介

私たちは街づくりの会社です。街づくりとは、地域社会の課題をクリエイティブにデザインして解決することであり、すなわち、私たちが挑むべき街づくりの事業領域は無限大です。当社で共に働く仲間には、従来の常識に囚われることなく、新たに学んで創り出し、自らが当事者意識と責任感を持って、謙虚な姿勢で挑戦し続けることができる能力を求めます。従来の50年間の“やり方”の延長線上に、少なくとも日本という先進国の、少なくとも山形庄内という地方都市の、すべての人が幸せな社会は存在しないと考えています。だからこそ今、人々が本当の意味で未来にときめく、新しい街づくりが、新しい価値創造が必要なのです。私たちのチームは、そのために、「最もリスクを取り、最もスケーラブルに、最もスピード感持って」挑戦する集団であり続けます。

募集概要

募集者の氏名又は名称 YAMAGATA DESIGN AGRI株式会社
設立年月日 2019年1月21日
資本金 500万円
従業員数 12名(2019年6月1日現在)
募集人数 1名
雇用形態 正社員
契約期間 期間の定めなし
試用期間 3ヶ月
就業場所 YAMAGATA DESIGN AGRI(山形県鶴岡市豊田甲28-2)および近隣農場
就業時間 シフト制 実働8時間
休憩時間 60分
休日 シフト制(年間109日)
時間外労働 有(月平均10時間)
月給見込 17~20万円(経験とスキルを考慮して決定)
昇給 あり
賞与 あり ※業績により支給
加入保険 雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険
福利厚生 通勤手当実費支給 上限あり(月額7,100円)
職務内容 農場スタッフ
・ミニトマト作業/ベビーリーフ作業
・SEADS(鶴岡市立農業経営者育成学校)運営補助
・その他、営業補助等
求める人物像 ・日々、課題をもって仕事に臨む意思がある人
・小さなことでも進化・向上に心がける人
・常識を疑い、新しい知を創り出そうとする人
必要なスキルや経験 経験者優遇(未経験者も歓迎)
選考プロセス 1.書類選考
2.一次面接(部門長)
3.最終面接(社長)
4.内定
必要書類 ・履歴書
・職務経歴書
採用担当者からの一言 新しい価値を創造し、「これからの農業」に挑戦しています。
農業だけではなく、自身のスキルアップにつながる経験もできる職場だと思います。
有機農業に挑戦したい方、これからの社会づくりに挑戦したい方のご応募をお待ちしています。

応募方法について

庄内の企業との出会い方は、下記の通り3つあります。ご自身の状況に合わせてご選択下さい。
ご自身の経歴に応じて採用パートナー(ヤマガタデザイン)から掲載企業をご紹介させていただく場合もあります。
※ご紹介した場合でも、内定が確約されるものではございません。

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書類選考
書類提出後、不備等がある場合は、採用パートナーから連絡をさせていただく場合があります。
一次選考〜
面接時に、1名につき1回、 SUIDEN TERRASSE に無料宿泊できます ※
内定
内定承諾後、1名につき1回、 SUIDEN TERRASSE にご家族で無料宿泊できます ※
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