シゴト

シゴト

印刷を超えた印刷事業。
チャレンジとコミュニケーションから生まれる
イノベーションを目指して。

株式会社 小松写真印刷

代表取締役専務

村上 慈

ムラカミ メグミ
SCROLL

株式会社 小松写真印刷

明治期に小松活版所として酒田に創業し、地域の出版事業とともに歩んできた株式会社 小松写真印刷。近年では紙媒体への印刷事業だけでなく、地域誌の編集・制作からイベントの企画・運営など幅広い事業を展開し、トータルプロデュースを手がけるコミュニケーターとしても活躍する。創業から110年以上の歴史を持つ小松写真印刷で、2018年8月より代表取締役専務に就任した村上慈に、“これまでとこれから”をつなげていく話を聞いた。

株式会社 小松写真印刷 事業概要

創業は明治32年(1899年)、119年の歴史を持つ小松写真印刷。酒田に本社を置きながら、東京、仙台、新潟など、関東東北エリアに支店、事務所を持ち広く活躍している企業だ。企業理念は創業当時から変わらず“印刷を通じて地域文化に貢献する”というもの。小松活版所として米穀取引所で発行する米券を印刷し信頼を得て以来、酒田を中心に発行する、総合雑誌、文芸誌、詩集といった文化出版の印刷、製本を多く手がけてきた。

現在は対外的に「コマツ・コーポレーション」と自身の会社を称して、印刷事業を主軸に、地域誌「Cradle」の制作をはじめとする編集制作業務やイベントの企画、運営、そして販売促進コンサルティングなど多岐に渡る事業を展開している。印刷だけでなくトータルでプロデュースできる事業力。だからこそできる新しい創造。印刷という言葉にとらわれない事業展開を目指している。

大学を卒業後、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社に入社し、営業職として勤めていた村上慈。インタビューの冒頭、まずはそのときのことをこう振り返る。

「ご存知の方も多いと思いますが、富士フイルムというとバレーボールの強いところ。私の働いていた会社にもバレーボールの選手として第一線で活躍していた方も多く働いていました。だからいい意味で体育会系。営業はとにかく攻めの営業だったんです。そこで得た“突破力”とでもいうべき力と気持ちはこちらへ戻った現在でも生きていると思います」

地元の庄内へ戻り、小松写真印刷へ入社した村上が初めに感じたものは、風通しの悪さだったという。それは事業としての風通しの悪さに加えて、働く環境としての風通しの悪さでもあった。

守りから攻めへ

「現在、売上の主力となっているのは、広告やチラシなど、紙媒体への印刷事業です。ただし、それは減少しているのが事実です。だから新しいこと、言わば“攻め”の事業を立ち上げて展開していかなければならないと思っています」

紙媒体への印刷事業を“守り”という村上。もちろんこれは、これまでの歴史のなかで会社や社員が培ってきた分野で大きな信頼もあり、企業の根幹をなす事業でもある。ただし、紙媒体への印刷の需要は減少傾向を示している。ならばということで、小松写真印刷が攻めの一手として立ち上げたのが「パッケージ事業部」というものだ。その名のとおり、商品パッケージをデザイン、印刷するというものなのだが、なぜそれが“攻め”の事業なのか。

「こちらで主に展開しているのは、フレキソ印刷という従来とは違う技術での印刷です。この技術は平滑でない素材にも綺麗に印刷する事が可能で、例えば飲料ペットボトルのパッケージのフィルム印刷などをより精緻に印刷することができます。当社が採用した水性フレキソという印刷は、ただ綺麗というだけでなく、消費者への安全性や環境への負荷低減にも優れた技術なのです」

水性フレキソ印刷の優位性はまず、その汎用性にある。フィルムのほかに、厚紙、布、不織布や凸凹、伸縮する素材など様々な媒体への印刷が可能である。そのため、複雑な商品パッケージデザインに対応ができる。ふたつめは安全性とクリーン性。水を溶剤とするインキを使用することにより、残留溶剤の問題がなく、人と環境にやさしい印刷を実現した。

「これまで国内では食品パッケージにも有機溶剤を使用したグラビア印刷が8割近くの現場で使用されていました。そんななか大きな資金を投じてフレキソ印刷による軟包装市場に参入するのはチャレンジングなことでしたが、新技術による次世代への可能性を感じて挑戦をすることにしました」

そうして、北海道・東北エリアとしては初の水性フレキソ印刷事業へ乗り出した。紙媒体への印刷が緩やかに減少していくなか、軟包装事業は拡大傾向を示している。これは“攻め”が成功を示しているともとれる。ただし、それは水性フレキソ印刷という技術によるものだけではないという。とすると、成功へ導いているもうひとつの要因とは何か。

トータルプロデュースでワンストップサービスを提供

小松写真印刷の強みのひとつはトータルプロデュースを可能にする多岐に渡る事業展開である。例えば地域誌「Cradle」。これは印刷・製本だけではなく、企画から編集まで社内で制作を行っている。そのほかにも、ドローンやマルチコプターでの空撮も含めた専門のカメラマンがいたり、web制作、映像制作など幅広いジャンルでプロフェッショナルを社内に抱えている。

「“印刷会社”という言葉からはどうしても、ガシャンガシャンと印刷をして、それをまとめて出荷する、そんなイメージが出てくると思います。しかし、当社ではそれだけではなく、企画、デザインから印刷、納品までワンストップサービスを提案しています」

会社の正式名称は「株式会社小松写真印刷」なのだが、一般には「コマツ・コーポレーション」という名前でも知られる。それは、小松写真印刷が単純に印刷のみを行っている企業だと思われてしまうことを避けるためでもあるという。

仙台、秋田、新潟、東京などの営業拠点でマーケティング活動を展開しさまざまなニーズを見つけ出す。そのニーズに合わせ、社内にいる編集者、デザイナー、カメラマンなどの制作陣がクリエイティブを担当。そしてそれらを印刷という形でモノとして制作してお客様へ届ける。そのすべての工程を「コマツ・コーポレーション」として一貫して請け負う。先述したパッケージ事業部でも、この体制を生かしたトータルプロデュースの提案営業を展開し大きな信頼を得ているという。

「こちらのポスターをご覧下さい」と言って村上が出したのが「酒田のラーメンexpo」のもの。山形県のトップブランド「酒田のラーメン」を紹介する、2016年から始まった人気のイベントだ。実はこのイベントはコマツ・コーポレーション内に実行委員会があり、実行委員長もコマツ・コーポレーションの社員が務めている。

「協賛として加わるといったことはありますが、ひとつの印刷会社がひとつのイベントの企画・制作・運営、そのすべてに一貫して参加するというのはあまりないかと思います。こういった多岐に渡る事業展開により、印刷事業をより柔軟で広範囲なものへと進化できると思っています」

社内にそれぞれのプロフェッショナルがいることで、ときに広告代理店のような働き、ときにコンサルタントのような内容、印刷会社という言葉からは想像できない事業を可能にしているのだ。

コミュニケーションからはじまるイノベーション

ただし、専門家というのはときに孤立してしまうことがある。印刷の専門家、編集者、デザイナー、イベント運営、それぞれの専門家がそれぞれ孤立して仕事をしていては強みは生かせない。それぞれが横につながるからこそ、枠にとらわれない自由な発想が生まれるはずだと村上は話す。

「でもあるとき、『どうせ意見しても無駄だしなぁ……』という言葉を聞いたんです。それははっきり言ってショックでしたね」

いくぶんか下を向きながらそう話す村上がかかげるスローガンは“コミュニケーションから始まるイノベーション”というものだ。経営する立場で見えるもの。現場で働くから見えるもの。そして、生活のなかで見えるもの。そういったものが健全な形でコミュニケーションをとる。村上が考えるイノベーションはそこからはじまるのだ。

「いっしょにご飯を食べる。そこで聞く言葉。そんな小さなコミュニケーションがすごく大事だったりするんです。それぞれの人間がそれぞれの立場で感じる可能性。それは自分ひとりでは決して見つけることのできないものなんです。そういったものが行き交うために“言ってもいい”という雰囲気は奪ってはいけないと思うんです」

最初に村上が話をしてくれた“攻め”は、活発なコミュニケーションのない、言ってみれば「風通しの悪い」環境では生まれてこない。なぜなら、攻めるということ、チャレンジングであるということは、新しい気づきからしか生まれないからだ。トップダウンでは決して生まれることのないイノベーションは、活発なコミュニケーションからはじまる。

“印刷を通じて地域文化に貢献する”とは、小松写真印刷が創業当時から掲げる理念のひとつだ。これまで印刷事業のほか、大江健三郎氏や永六輔氏などを招いた講演会やコンサートなども開催し、地域とのコミュニケーションを図ってきた。そういった思想を踏襲しながらも新たな“印刷を超えたコミュニケーション”を模索したいと話す村上。119年という歴史が培ってきたものを生かし、チャレンジングでイノベーティブな“印刷を超えた印刷事業”の展開を目指す。

代表/人事担当からのメッセージ 総務部 総務課 課長 小林 聡

現在、全従業員数145名の内、女性社員は62名在籍しており全体の43%を占めます。社長を筆頭に常務、課長・主任と多くの女性社員が活躍しており、出産による離職はなく、育児休業・育児短時間勤務を利用し、子育てと両立しながら勤務している社員が多いこと、また、従業員の年齢層も18歳~70歳までと広く、ベテランと若手が協調して働ける職場環境も当社の特色のひとつです。

“印刷を通じて地域文化に貢献する”という創業からの不変的理念を軸に、
わたしたちとともに成長していく人材をお待ちしております。
UターンやIターンの方、大歓迎です。新規事業拡大のため、エネルギッシュな力を必要としています。

募集概要

募集者の氏名又は名称 株式会社 小松写真印刷
募集対象 中途採用 / 新卒採用(採用学部学科:全学部学科)
募集人数 中途:若干名/新卒:若干名
雇用形態 正社員
契約期間 期間の定めなし
試用期間(中途) 試用期間あり(6ヶ月)
教育制度(新卒) 新入社員研修、OJT研修
※社員レベルアップのため外部研修への積極的な参加も行なっています。
就業場所 本社[山形県酒田市京田2-59-3]
就業時間 8:30~17:30
休憩時間 12:00〜13:00
休日 土日祝(当社カレンダーにより土曜日出勤の場合あり)
時間外労働 有(月平均20時間)
月給見込 [入社後の想定給与] 
①Webデザイナー:月給22万円~30万円
②営業職:月給18万円~25万円
③印刷オペレーター:月給15.8万円~23.5万円
※経験・スキル・前給を十分に考慮の上、決定いたします。

[新卒の初任給]
大卒:月給170,000円
短大・専門学校卒:月給160,000円
※平成29年実績
年収見込 270万円〜450万円 昨年の賞与実績加味
昇給 年1回(9月)
賞与 年2回(7、12月)
加入保険 各種社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
福利厚生 再雇用制度・慶弔見舞金制度・退職金制度・児童手当
職務内容 【中途】
①Webデザイナー:Webページ及び動画制作についての提案・制作
②営業職:印刷・広告・デジタルコンテンツなどの企画・提案の受注業務
③印刷オペレーター【トライアル雇用併用求人】:オフセット平版印刷機
(コモリ菊全4色、菊全2色)のオペレーター業務
※未経験者歓迎(OJTにて丁寧に指導します)

【新卒】
総合職[営業/総務/生産管理/システム総合/編集ライター]

●営業
既存クライアントへ訪問し、新しいニーズや一般商業印刷物
(ポスター、パンフレット、チラシ、DM等)の予定をヒアリングします。
各種印刷物の受注活動、見積作成、制作物のディレクション・進行管理、
ツールを利用した提案が主な仕事です。

●総務
受付業務から経理事務、人事・労務管理など、「ヒト・モノ・カネ」を
担当する縁の下の力持ち部門です。

●生産管理
営業が受注した各種印刷物を網羅し、お客様にお届けするまでの生産ラインを
コントロールする要の部門です。

●システム総合
サイト構築・運用にわたる広範囲のウェブマーケティングを提案します。
あらゆる業種のウェブ制作業務でお客様の要望を形にしていきます。

●編集ライター
隔月誌「クレードル」や各種出版物の企画・取材・執筆・編集をお任せします。
求める人材像 [こんな方歓迎します!]
①Webデザイナー ②営業職・新卒
○明るくコミュニケーションを取りながら働ける方
○ヒアリングがしっかりできる方
○自分のアイデアを形にしたい方
③印刷オペレーター
○モノづくりが好きな方
○前向きで技術習得意欲や成長意欲の高い方
○根気があり、まじめに粘り強く業務に取り組める方
必要なスキルや経験 ①Webデザイナー
Webページ動画の製作の実務経験をお持ちの方
テンプレートを使用せず一からサイトの構築・デザインが出来る方

共通
普通自動車運転免許(AT限定可)
選考プロセス 1.書類選考
2.一次面接
3.二次面接(役員面接)、筆記試験(適正検査・一般常識)
4.内定
応募時に必要な書類 ・履歴書
・職務履歴書  (中途のみ)
・成績証明書  (新卒のみ)
・卒業見込証明書(新卒のみ)
求める人材像に向けた 採用担当者からの一言 UターンやIターンの方大歓迎! 新規事業拡大のため、若く
エネルギッシュな力を必要としています。これまでの経験を活かし、
わたしたちとともに成長できる人材をお待ちしております。
採用担当者からの一言 選考は都度対応しております。
ご不明な点はお気軽にお問合せください。

ご応募心よりお待ちしております。

応募方法について

庄内の企業との出会い方は、下記の通り3つあります。ご自身の状況に合わせてご選択下さい。
ご自身の経歴に応じて採用パートナー(ヤマガタデザイン)から掲載企業をご紹介させていただく場合もあります。
※ご紹介した場合でも、内定が確約されるものではございません。

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