シゴト

シゴト

伝統を未来へ。
伝統を受け継ぎ、新たなカタチをクリエイトする

株式会社アマルメ工芸社

営業部 主任 / 代表取締役社長 / 営業部

渡邉智和 / 齋藤春樹 / 鈴木健太

ワタナベ トモカズ / サイトウ ハルキ / スズキ ケンタ
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株式会社アマルメ工芸社

鬼飾り。この言葉を聞いてすぐにピンと来る人は多くないかもしれない。鬼飾りとは寺社仏閣や一般和風住宅の屋根にある飾りだ。鬼瓦といえばわかるかもしれないが、それを金属で作ったものが鬼飾りだ。全国でも鬼飾りを作る会社は少ないが、そのひとつが庄内地方にあるアマルメ工芸社だ。今回は代表取締役社長の齋藤春樹と、営業部の渡邉智和と鈴木健太に、伝統のある業界で働くということ。そして伝統をどう受け止め、どのように未来へ受け継いでいくかといった話を聞くことができた。

株式会社アマルメ工芸社 事業概要

昭和23年(1948年)に、斎藤トタン店として建築板金業を個人創業。当時は戦後の時期で屋根をトタンに変える人の多かった時期だったので建築板金業を営んでいたが、のちに建築板金で使う加工品を製作する板金加工業へと業態を変えた。昭和60年(1985年)に株式会社アメルメ工芸社に社名を変更。このころから売上における鬼飾りなど寺社仏閣建築用の装飾品販売の割合が増加していき、主要な事業として成長していった。伝統と格式のある分野への挑戦ゆえの難しさはあったが、工場板金で培った確かな加工技術や新技術を積極的に取り入れることで信頼を勝ち取っていった。
現在は寺社仏閣への装飾品製作販売を主な事業としながらも、板金技術を活かして海外への展開や結婚式の贈り物製作など他分野へのチャレンジも試みている。伝統を受け継ぎながらも新たな形での創造にチャレンジしている会社だ。

会社として伝統のなかに入っていくということ

寺社仏閣の鬼飾り。想像すれば当然のことだが、そこには脈々と受け継がれてきた歴史と伝統がある。アメルメ工芸社は1948年建築板金から始まり工場板金へ業態を変え、その後寺社仏閣への装飾品作りを始めた。この業界では新規参入した会社といえる。伝統の業界へ新規参入することの一番の難しさは「実績のなさ」だったと代表取締役社長の齋藤春樹は話す。

「個人またはお弟子さんとふたりという規模で職人として働いている人は別として、会社として寺社仏閣の装飾品作りをしているところは、弊社を含めて全国で5社ほどしかありません。そのほとんどが古くからこの業界で活躍しているいわば老舗です。そのなかに新参者として入っていくのは容易ではありませんでした。まず実績がない。ほかの会社は歴史もあるので担当した建築物も多い。うちはそれがない。大変でした」

そのなかで仕事を受けるために磨いたのは、コミュニケーションと技術だった。歴史のある分野なので“これはこういうものだ”という固定概念で語る会社も少なくない。そのなかで形式や格式だけにこだわらず、お客様の要望にできる限り答えていくという姿勢が評価された。

もうひとつは技術。板金加工業で磨いた加工技術は確かなものだったうえに、アマルメ工芸社は新たな技術をいち早く取り入れている。例えばチタン。「素材としては最高」と齋藤がいうように、その軽さに注目が集まっている素材だ。伝統的な和瓦の屋根と比べて圧倒的に軽く災害など不測の事態で屋根から落ちてきても危険性が少ない。また軽量なので建物自体の耐震性が増し、経年変化もないので万が一の際も事故になりにくい。2011年の震災以降その安全性に注目が集まっているが実はチタンの加工技術を持つ会社は多くない。屋根全体を覆う和瓦は機械加工で作ることはできたが、屋根の棟部分につく鬼瓦は形状が複雑なため製作が困難だった。それを手加工で製作可能にしたのだ。そういったことを重ねて、伝統の業界への新規参入に成功したのだ。

個人として伝統のなかに入っていくということ

営業部の渡邉智和と鈴木健太のふたりは「鬼飾りと言われてピンとくる人ってそんなに多くはないですよね。実はわたしたちもまったく知らなかったんです」と笑う。

主任の渡邉は庄内出身で、学校を卒業した後に庄内で製造関係の仕事に就いた。その後、建築の現場に出るようになり単身赴任という形で新潟で暮らしていた。その当時は現場を駆けずり回り一ヶ月間家に帰れないなど忙しい毎日で身体も悲鳴をあげていた。そのなかで家族との時間がほしいと思うようになりUターンを決意したという。

「庄内に帰ってこようと思って仕事を探しているなかでアマルメ工芸社を見つけました。でも鬼飾りや家紋についてはまったくの無知でした。だから営業といっても最初はなかなか信頼してもらえない部分もありましたが、いまは知識もついてきてコミュニケーションがとれるようになってきたのが純粋にうれしいですね。しかも寺社仏閣の仕事、伝統のある仕事をしているという充足感はすごく大きい。いまの仕事はすごく楽しいですよ」

「鬼飾りという響きがそもそもかっこいいじゃないですか。それから職人が手作業で作るという姿もかっこよかった」と話すのは鈴木健太。現在の職種は営業だが、入社当初は加工製造を担当していた。

「関係あるかわかりませんが、わたしTBSテレビの『SASUKE』に参加してるんです。アスレチックをクリアしていくTV番組ですけど、出場した時の肩書きが当時はまだ加工にいたときだったんで“鬼飾り職人”だったんです。まだ何もわからないときでしたけど。でも営業になって、そのTVを見てくださっていた人がけっこういてこういう形で広がっていくこともあるんだと感じました。とくに子どもたちが“鬼のお兄ちゃん”なんて呼んでくれて、いまは鬼飾りを作る職人が庄内にもいるんだということもアピールできればうれしいと思っています。もちろん目標は全ステージクリアですけど(笑)」

伝統を新しい形にクリエイトするということ

インタビューの中でふと出てきた「SASUKE」というTV番組の話だが、実は鈴木がアマルメ工芸社での仕事が楽しいと感じたことにも大きく関係しているという。

鈴木:「SASUKE」に出るというと、けっこうバカにされるというか笑われるみたいなこともあったんです。でもアマルメ工芸社では逆に応援すると言ってくれて、それはやっぱりうれしかったですね。

齋藤:応援しますよ、もちろん。撮影現場にも行きました(笑)。でもそこで鈴木のことを見ていて、コミュニケーション能力がすごく高いということを発見したんです。ゴールデンボンバーの樽美酒さん達など、出演者の人たちともいつのまにか仲良くなってるし(笑)。それで営業向きかなと考えるようになりました。もともと人を喜ばせることの得意な人間でもあったし。

その後生まれた新商品がある。板金の技術を使って家紋を作り、それを結婚式で花婿、花嫁の両親にプレゼントするというものだ。“人を喜ばせることが得意”という鈴木から出てきたアイディアだ。これが好評を呼び、さらなる展開も考えているという。そのほか、受け継いできた伝統技術を新たな形でアウトプットしている。インテリアとして活用するのはどうかと試作した。ほかにも商社と組んで、和風建築へ装飾品を海外へ輸出した。これも好評を呼んで、今後も海外展開を視野に入れている。寺社仏閣の装飾品を製作するという伝統。それを受け継ぎ、新たな形で再創造する。伝統というのは形を変えて受け継がれていくものなのかもしれない。

インタビューの最後に再度「SASUKE」の話が出てきたところで、就業環境の話も出た。

齋藤:「SASUKE」の話だけではないですが、プライベートは充実したものにしてもらいたいと思って環境づくりもしています。

渡邉:それは家族との時間を多く取りたいという思いもあって庄内に戻ってきたわたしとしてはすごくありがたいですね。休みを希望通りにとれる。やはり帰ってきてよかったと思っています。

鈴木:わたしもそうですね。「SASUKE」も“情熱を持ってやってくれ”とまで言ってくれて応援してくれるし(笑)

齋藤:同窓会である人が「有給取るのに苦労しちゃって」と言っていたんですが、それを聞いて何か違うんじゃないかなと思ったんです。プライベートが充実するように就業環境は整えたいですね。

渡邉:「SASUKE」かぁ。わたしも身体を動かそうかな。30キロも体重が増えたから(笑)

代表/人事担当からのメッセージ 代表取締役社長 齋藤春樹

当社は板金業として創業しその技術を受け継ぎながら、現在は寺社仏閣の装飾品を軸にした加工板金業を行っております。長い歴史のある業界で伝統を重んじながら仕事をさせていただいております。よき伝統を未来へつないでいく仕事。私自身もできあがった寺などを見ると、どこか心に響くものがあります。歴史と伝統のなかで働くことができ誇らしくもあります。
しかし、伝統と格式を大事にしながらも新しいチャレンジは常にしていきたいと思っています。新しい技術を取り入れることもそのひとつ。これまで培ってきたスキルを活かして新しい分野の新しい商品を作ることもそのひとつです。伝統を重んじながらも、新しい創造を提案をしてくれる。そんな人といっしょに仕事ができればと思っています。

募集概要

募集者の氏名又は名称 株式会社アマルメ工芸社
設立年月日 昭和23年4月
資本金 18百万円(2019年6月現在)
従業員数 33名(2019年6月現在)
募集人数 1名
雇用形態 正社員
契約期間 期間の定めなし
試用期間 試用期間あり(3ヶ月)
就業場所 本社(山形県東田川郡庄内町常万字大乗向47-1)
就業時間 8:00~17:00(所定労働時間:8時間)
休憩時間 10:00~10:05、12:00~12:45、15:00~15:10
休日 年間休日:109日 有給休暇:6ヶ月経過後10日
その他 週休二日制
※土曜日毎週休み(1月~3月)、土曜日隔週休み(4月~12月)
時間外労働 有(月平均10時間)
月給見込 月給23〜36万円(試用期間中も同じ)
1. 基本給 23〜36万円
2. 役職手当 (役職者として採用の場合)
3. 出張手当 宿泊を伴う場合1日5,000円 (1泊2日なら10,000円)
年収見込 300〜500万円
昇給 年1回/2月
賞与 年2回 8月と12月 ※業績に応じて
加入保険 健康保険:有
雇用保険:有
労災保険:有
厚生年金:有
福利厚生 通勤手当:有 毎月15,000円まで
家族手当:有 18歳未満までのお子様1人当たり2,000円
営業出張手当:有 1日5,000円
その他:作業服等支給
職務内容 営業職

和風建築用の飾り金物を販売します。特注品が多いため、お客様と打ち合わせを行い、飾り物のプロとして満足していただける製品を提案し、注文を貰います。全国各地に取引先があり、しっかり打ち合わせするため、月に1~2回ほど2~3泊程度の出張になることがあります。
仕事のサイクルとしては、打ち合わせがある時に出張し、目的地周辺や移動ルート近隣の取引先に営業しながら現地に到着し、お客様と図面や写真を見ながら打ち合わせをし、時には現地調査や採寸などを行って、打ち合わせ内容から見積書を作成します。
出張以外の時は、取引先と打ち合わせしてきた内容を製造部門に伝えてミスなく製作するよう管理したり、設計デザイン部門に完成イメージ図や設計図を描いてもらって取引先に送ったり、出張するほどでない小規模な物件について電話で打ち合わせをしたり、そのほか営業に付随する業務をこなしてもらいます。
出張で負担が多い分、有給休暇や代休をフルに使ってもらい、出張手当もしっかり出しています。伝統工芸に携わる誇りと、特注品というまだ見ぬ商品を買っていただく営業的な面白さ、そして仕事とプライベートを両方大事にできる環境を用意して、あなたのチャレンジをお待ちしています。仕事柄全国あちこちに詳しくなれるので、旅好きな人、いろんな土地に興味がある人、お待ちしています。
求める人物像 ・伝統工芸に興味のある方
・旅行が好きな方、長距離移動が苦にならない方
・人との交流が好きで、強みも弱みも本音で話せるタイプの方
・基本的なPC操作(文書作成、電子メール、検索等)
必要なスキルや経験 歓迎条件:営業職、または製造・建設・建築系の勤務経験
選考プロセス 1.書類選考
2.一次面接(部門長)
3.最終面接(社長)
4.内定
必要書類 ・履歴書
・職務経歴書
採用担当者からの一言 昭和23年創業、自己資本率100%の安定した企業です。有給は理由を問わず自由取得でき、男女ともに育児休暇を奨励するなど、働きやすい職場を目指しています。プライベートを充実させてこそ良い仕事ができるという精神に共感できる方、大歓迎です!

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庄内の企業との出会い方は、下記の通り3つあります。ご自身の状況に合わせてご選択下さい。
ご自身の経歴に応じて採用パートナー(ヤマガタデザイン)から掲載企業をご紹介させていただく場合もあります。
※ご紹介した場合でも、内定が確約されるものではございません。

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