ケシキ

芸術・自然・歴史の融合
地域とともに歩みつづける美術館

公益財団法人 本間美術館

ホンマビジュツカン
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公益財団法人 本間美術館 ホンマビジュツカン

北前船が海運を担った時代、その繁栄に貢献したことで知られる”日本一の大地主”本間家は、やがて1947年、先の大戦に傷ついた人心をなぐさめ、芸術文化の向上を目的に、庭園「鶴舞園(かくぶえん)」と別荘「清遠閣(せいえんかく)」を「本間美術館」として私設した。

鶴舞園は、池の中島に鶴が舞い降りたことにその名を由来し、国の名勝に指定されている名園だ。園庭はすり鉢状に池をぐるりと築山が囲み、低地から虫の目で上を見上げてみれば、四季や時間帯によって色を変える草木が四方に広がる。いろとりどりの緑が重なり合って「涼」を感じられるのが、これからの季節の楽しみだろう。

 

清遠閣は、庄内藩主酒井公が領内巡視の際の休憩所として設けられ、のちに迎賓館として皇室や政府高官らを迎えてきた。手づくりのガラスをはめた窓際は、鳥海山と広い空まで見渡せるように、手すりは低く、ひさしが遮らない工夫がされている。立っても座っても佳景が味わえる、細部にまで行き届いたもてなしの心が感じられる。

1968年には新館の美術展覧会場が完成した。約3000点におよぶ展示収蔵品は、古美術から近現代美術、国内外のアーティストの作品と、審美眼が磨かれる逸品ぞろいだ。この夏には、子ども向けの企画展も開催されている。学芸員ら職員の「子どもたちにも美術の楽しみを」という願いは、まちの人々に開かれた美術館として開館した72年前から変わっていない。

公式サイト:http://www.homma-museum.or.jp/

名称 公益財団法人 本間美術館
場所 山形県酒田市御成町7-7
開館時間 9:00~17:00(最終入館 16:30)
11月~3月は16:30まで
入館料 一般 1,000円、高・大学生 450円、小・中学生無料
団体割引あり(15名以上~)
電話番号 0234-24-4311
駐車場 あり